出雲の古墳時代墓制の議論に
新たな光を――
山陰研究ブックレット シリーズ第8作目は、
考古学・地質学・歴史学のコラボレーションで
「出雲」の古墳時代墓制と他界観の実態に迫ります!
「黄泉国訪問神話」とは、『古事記』『日本書紀』に登場する
「国生み」神話の主人公、イザナキとイザナミによる、
命を落とした妻に逢うため、夫が黄泉国を訪問する説話のこと。
実は考古学では古くから、その神話のモチーフが
古墳時代の横穴式石室に求められるのではないかと考えられていました。
こうした学術的な背景を踏まえ、「出雲」における横穴式石室を中心とした
古墳時代の墓制がいかなる特質をもつのかという問題を
「黄泉国訪問神話」を視野に入れつつ、
5名の著者によって多角的に議論された研究の書ができました。
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書名:黄泉国訪問神話と古墳時代出雲の葬制
─考古学・地質学・歴史学のコラボレーション─(山陰研究ブックレット8)
編著:岩本 崇・髙橋 周・坂本 豊治・亀井 淳志・古谷 毅
発行:今井印刷株式会社
定価:1,000円+税
ISBN:978-4-86611-153-7
発行日:2019.3.28.thu
判型:A5判
ページ数:152ページ
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