近年、世界各地でテロが起こり、留学や海外での経済活動を中止や一時中断せざるを得ない状況も発生している。また、テロには至らないまでも、治安の悪化により海外での活動が当初の予定通り実施できないケースも多く見受けられる。
学生にとっては、在学中に経験できる留学・海外研修では、1ヶ月程度の語学研修や文化研修、資料収集から1年間の交換留学が一般的であるが、本書で概ね対応可能となっている。
本書を活用することで、海外でトラブルにあう可能性を減らし、万が一トラブルにあった場合でもその影響を少しでも減らすことで、留学や海外での業務が当初の予定通りに遂行できることを願っている。
(著者「まえがき」より)
目次
第1章 はじめに
第2章 リスク管理と危機管理
第3章 国際
1)シェンゲン協定 2)道路交通に関する条約 3)ワシントン条約(CITES)
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第10章 留学や海外プロジェクトなどで海外に居住する際の安全管理
1)短期滞在と長期滞在によるトラブルの違い 2)海外における事件・事故の傾向 3)海外におけるリスクの傾向 4)海外で長期滞在をする場合の一般的留意事項 5)個別の安全対策 6)健康管理
第11章 メキシコ事情
付録Ⅰ 渡航の手続き
付録Ⅱ 海外渡航時に事前に調べておきたい項目
付録Ⅲ 用語リスト(5ヶ国語)
持ち物リスト
索 引