大好評の前著『出雲國まこも風土記』より
より深く入り込み「まこもさん」のことを語る。
まこもは精霊(なにか)をこもらせる。
五穀豊穣の祈りをこもらせる。
それは山川草木に宿る神に届く。
まこもは精霊(なにか)をこもらせる。
共に生きる菌をこもらせる。
それは健やかさと美味しさを育む。
まこもは精霊(なにか)をこもらせる。
この世の余分なものをこもらせる。
悪しきものを善きものに変えるために。
まこもは精霊(なにか)をこもらせる。
民草の縁えにしをこもらせる。
美しい星の未来を浄化するために。
−− 本書「第10章 縁脈から気脈へ」より
本書は、好評だった前著『出雲國まこも風土記』より
さらに深く入り込んで「まこもさん」のことを語った本です。
まずは真菰の歴史的な立ち姿を時の流れのなかで見てみます。
それから、民草と関係性を持ち続けているまこものことや、
マコモとマコモタケと黒穂菌の細部に踏み込みます。
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書名:新・出雲國まこも風土記 ~人とまこものケミストリー~
著者:田中 文夫
定価:700円+税
ISBN:978-4-86611-185-8
発行日:2020.3.13.fri
判型:A5判
ページ数:66ページ
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